虫歯を放置すると…

お久しぶりです。院長の石山です。

虫歯を放置してしまう人は意外と少なくありません。
その主な理由は、初期虫歯を患っていることに気づかない人が多いからでしょうか。
虫歯は、C0、C1、C2、C3、C4という4段階に分けられるのですが、C0とC1の段階では痛みやしみる、黒ずみとなどと言った症状は出ないことがあります。

つまり、初期虫歯の段階では自覚症状がないため、知らぬ間に放置しいてしまう人が多いのです。


痛みやしみる事がでている状態は、虫歯菌によって歯の表面のエナメル質や象牙質といった組織の破壊が進行してる事もあります。

これを放置してしまうと、やがては歯の神経(歯髄)にまで菌が達し歯の組織がすべて溶かされてしまうことになります。

神経(歯髄)まで菌が達してしまった後の治療は、初期虫歯の治療よりも長い時間と費用がかかる事を知っておいて下さいね。
 
その他、虫歯を放置するリスクには次のようなものもあります。
 
・菌が歯ぐきや顎にまで入り込み、炎症や膿、激しい痛みを引き起こす
・血液に入り込んだ菌が身体を巡り内臓や脳に異常を起こす場合があります
・歯の見た目が悪くなり第一印象が悪くなるなど
 
これらのリスクを避けるためには、歯科医院で定期的な検診を受けることと初期虫歯の段階でも放置せず治療に行くことが重要です。
当医院では、治療だけでなく、日常の虫歯予防のためのアドバイスも受けることができるので積極的に活用して下さいね。

石山歯科クリニック 院長