子どもの歯みがき~学童期のポイント(9~11歳)
こんにちは^^石山歯科クリニックです。
前回に引き続き今回は、子どもの歯みがきのポイント(9~11歳)についてお話しします。
・9~11歳頃
この時期は、乳歯が抜けている部分があったり、新しく生え始めた背の低い永久歯があったり、口の中はデコボコの状態です。
生えたての未成熟な永久歯は、むし歯になりやすいので注意が必要です。
また、この時期はクラブ活動や習い事を始める子どもも多く、忙しくて歯みがきがおろそかになりやすいと言われています。
丁寧に歯みがきをするように、保護者の方が声かけをしたり、週に数回でもいいので仕上げみがきを行うなどしてあげましょう。
・ポイント
乳歯と永久歯が混合して生えており、歯並びが複雑なので、お子さん自身による歯みがきだけではみがき足りません。
赤ちゃんの時のように、全部をみがいてあげる必要はありませんが、抜けている歯の前後や背の低い歯だけを保護者の方がみがくなど、みがきにくいところを補うつもりで、仕上げみがきをしてあげましょう。
その際には、先の細いワンタフトブラシなどを活用するのも有効です。
また、歯と歯の間は糸ようじ(デンタルフロス)を使ってみがきましょう。
子どもの歯の仕上げみがきをいつまで行うべきか、迷われる保護者の方も多いと思います。
目安として小学校3年生頃までは、保護者の方が仕上げみがきをしてあげましょう。