🦷ホワイトニングの種類🦷
こんにちは^^石山歯科クリニックです。
今日は歯のホワイトニングについてのお話です。
ホワイトニングには3つの種類があります。
神経を取った歯(無髄歯)に行うウォーキングブリーチ、神経を取っていない歯(有髄歯=生活歯)に行うオフィスホワイトニングとホームホワイトニングの3種類です。
・ホワイトニングの種類
✓神経を取った歯(無髄歯)に行うウォーキングブリーチ
歯の神経を取ったり、神経が死んでしまったことで変色した歯を白くする方法です。
漂白剤(高濃度の過酸化水素と過硼酸ナトリウムのペースト)を歯の中に封入して、変色している象牙質に直接作用させます。
変色の程度によっても異なりますが、漂白剤を数回、新しいものに交換しながら経過を診るため、1~2週間に1回の来院を、2~4回程度続ける必要があります。
✓神経を取っていない歯(有髄歯=生活歯)に行う方法
①オフィスホワイトニング ※当院では行っておりません
オフィスホワイトニングは、歯科医院において、過酸化水素を含む専用の薬剤と、特殊な光照射器を使って行います。
また、1回の所要時間は1時間程度、4~6回程度の来院が必要です。
高濃度の薬剤と光照射器によって、急速に反応を進めて歯を漂白するため、効果の実感が早いメリットがあります。
デメリットは、漂白効果が後戻りしやすいことと、少し透明感に欠ける白さが出ることです。
②ホームホワイトニング
ホームホワイトニングは、過酸化尿素を含む専用の薬剤と、患者さん個人に合わせて作った専用のマウスピースを使って、自宅で患者さんご自身に行っていただくものです。
歯型を取ってホワイトニング専用のマウスピースを作り、後日お渡しする際に、使用方法などの説明を受けていただくため、2回の来院が必要です。
また、ご自宅では、1日2時間のトレー装着を、2週間程度続けていただきます。
ホームホワイトニングは、オフィスホワイトニングに比べて、患者さんご自身の手間がかかることや、効果の出方が緩やかなことがデメリットです。
メリットは、漂白効果が後戻りしにくいこと、透明感のある白さが出やすいこと、後戻りが気になる時に薬剤を買えば、再び自宅でホワイトニングができることです。
次回は、ホワイトニングを受ける際の注意点などについてお話しします。