仕上げみがきのポイント

 

こんにちは^^石山歯科クリニックです。

 

6月に歯科検診を実施している学校が多いため、先月、今月と小児の患者さまにもたくさんご来院頂いております。ありがとうございます。

 

ですので、今日は仕上げみがきのポイントについてお話させて頂きます。

 

<仕上げみがきのポイント>

①歯ブラシの毛先を歯に真っ直ぐ当てる

歯ブラシの毛先が歯にきちんと当たっていないと、効率良くプラークを落とすことができません。歯ブラシの毛先を歯に対して直角に当てるイメージでみがきましょう。

 

②軽い力でみがく

歯ブラシの毛先が歯にきちんと当たっていれば、軽い力でみがくだけで歯垢(プラーク)は落とすことができます。強い力でゴシゴシみがくと痛みに繋がり、余計に子供が歯みがきを嫌がる原因になってしまいます。歯ブラシは鉛筆持ちで、優しく軽い力でみがきましょう。

 

③くちびるや小帯を指でカバーしましょう

くちびるや小帯(くちびると歯ぐきを繋いでいる筋)に歯ブラシが当たると、子供が違和感や痛みを感じやすくなります。また、くちびるや頬の粘膜が邪魔になって、うまく歯ブラシが当たらない原因にもなります。歯ブラシを持つ手と反対の手でくちびるや小帯をカバーしながらみがきましょう。

 

④むし歯になりやすい箇所は重点的に

 

これらの3つの箇所は歯垢がたまりやすく、むし歯になりやすい部分です。この部分を意識して重点的にみがくことで効率的にむし歯を予防しましょう。

 

⑤歯と歯のは糸ようじを使いましょう

   

歯と歯の歯垢(プラーク)は歯ブラシだけでは落としきれません。そのため、乳歯が生えそろう2~3歳頃から、歯と歯の間にむし歯ができるお子さんは非常に多いです。一日一回、夜のみで良いので、歯と歯の間は糸ようじを使ってみがきましょう。

 

⑥みがきにくい奥歯のみがき方

奥歯のほっぺた側は、お口を大きく開けると頬の粘膜が邪魔になって歯ブラシがうまく入りません。お口を半開き程度に小さく開けてもらってみがいてみて下さい。

 

 

子供の歯のむし歯予防には、保護者の方による仕上げみがきが欠かせません。参考にして頂けると幸いです。